1年間ほぼ毎日、成城石井の商品を食べている
成城石井元店長のスパ夫です!
今回は、残暑を良いお酢で乗り切ろう!をテーマに、
私の愛してやまない富士酢のご紹介をします!
疲れが出やすい残暑の時期は、
酸味のあるものが欲しくなりますよね。
この富士酢があれば夏の疲れを癒しつつ、
酢の物などお酢を使った料理が
劇的に美味しくなります!
※2022.8現在の店頭価格です。
富士酢とは?
明治26年創業、京都の老舗お酢屋さんである
(株)飯尾醸造さんが作られている、
この“純米富士酢”
基本的にお酢は日本酒(もろみ)から作られますが、
一般のお酢は、アルコールを強制的に発酵させ、
約1〜2日間ほどで完成します。
半面、飯尾醸造では、
自社が選定した農薬不使用のお米を用い、
日本酒を作るところからスタートします。
“良いお酢は良いお米から”を体現されています。
そして“静置発酵”という伝統的な手法で100日以上をかけて発酵させ、
その後タンクで約2年(!!)をかけて熟成させます。※商品によって差あり
こうして出来上がったお酢は、
お米の旨味とまろやかな酸味を持つ
極上のお酢になります。
基準を遥かに超えた極上純米酢
日本のJAS規格(食品規格)においては、
お酢1ℓ中に40gのお米を使っていれば米酢、
120g使っていれば純米酢と名乗ることが出来ますが、
この富士酢は200gのお米を使っています!
通常の米酢と比べれば5倍近いお米を使用しており、
お米の持つ旨みや香りを存分に味わうことができます。
お酒でいうところの純米吟醸のような、雑味のないクリアな仕上がり且つ、
旨みの濃いお酢です。
料理のクオリティが格段に上がります!
食べた感想ですが、
ツンとするようなキツイ酸味がないんです。
そのままでも飲めてしまいそうなまろやかな酸味で
旨味や甘味のようなものさえ感じます。
煮物など加熱調理でも
もちろん抜群に美味しく仕上がりますが、
やはりそのままで、酢の物やマリネ、
ドレッシングに使うなど、
火を入れないレシピの方がより富士酢の魅力を実感出来ます!
酸が飛びづらいので
酢飯の美味しさも長持ちするとも言われています。
妻もこの富士酢に出会ってから、
「酢を美味しいと思ったのは初めて!」と
半ば興奮気味に話してくれて、
この夏は、酢の物が食卓に上がる機会が
目に見えて増えました。
それくらいお酢の概念が変わるといっても過言ではないです!
年中使える富士酢の仲間たち
飯尾醸造では、看板商品の”富士酢”の他に、
通常の8倍量のお米を使った
純米大吟醸レベルの
“富士酢プレミアム“をはじめ、
これからの季節に嬉しい、
厳選果汁と出汁で作った無添加の
“富士ゆずぽん酢“や(←これイチオシ!)
蜂蜜を使った品の良い甘みと酸味が特徴の
“富士すし酢“、
ピクルス専用の“ピクル酢”、
干し貝柱の旨味たっぷりの
しゃぶしゃぶ専用酢
“しゃぶしゃぶに夢中“など
つい手に取りたくなるような
ユニークな商品がたくさんあります。
ちなみに、この“富士酢”という名は
日本一の山である富士山のようなお酢を作りたい
という願いから来ているそうです。
その名に恥じない、日本を代表するお酢です。
原材料/栄養成分表示
原材料
米(京都府)
純米酢なので、アルコールは不使用。
栄養成分表示 (100g当たり) ※推定値
熱量:16kcal たんぱく質:0.3g 脂質:0g 炭水化物:4.8g 食塩相当量:0.003g
まとめ
こちらの富士酢、
一般的なお酢と比べると値段は5倍近くあります。
ただ私は、上記のようなこだわりと味の美味しさを考えたら
決して高くはないと思います!
我が家も毎回この富士酢を買っているわけではないですが、
野菜が美味しい夏場に好んで買うことが多いです!
もはや夏の恒例行事のようにもなっています。
酢の物は本当に美味しく仕上がります。
皆様も夏場だけでも、美味しいお酢を使って、
暑い毎日をさっぱりと美味しく過ごしてみるのはいかがでしょうか。