”みなさんは紅茶お好きですか??”
日本ではまだまだコーヒーの消費量の方が多いようですが、
スターバックスの“TEAVANA”など、日本国内でも紅茶を気軽に飲めるお店が増えてきていて、若年層を中心に紅茶のニーズが少しずつ高まってきています。
ただ紅茶に対して、
「なんか種類多いし、よくわからない(面倒くさい)」
「ダージリンとアールグレイしか知らない」
「なんか渋いしあんまり好きじゃない」
こんなことを思っている方も多いと思います。
そこで365日毎日紅茶を飲んでいる紅茶狂の元成城石井店長の私が、少しでも多くの方に紅茶の魅力と素晴らしさを知ってもらえるよう、押さえておきたい用語とおすすめの紅茶ブランドをまとめました!
この記事を読めば、
「奥深いけど意外とシンプルだった」
「ダージリンとアールグレイって全然違うじゃん!」
「私好みの紅茶に出会えそう」
「紅茶の楽しみが増えた」
「大人の教養として誰かに話したくなっちゃう」
こんな風になっているはずです!
日常使いにおすすめな庶民派紅茶ブランド9選と
ご褒美やプレゼントにおすすめの高級紅茶ブランドを9選、
そして美味しい紅茶の入れ方とおすすめ紅茶グッズを凝縮しました!
素敵な紅茶ライフの一助になれば幸いです。
今回の記事の内容をYouTubeにて配信しています!
文字を読むのが面倒な方は、ぜひご視聴ください!
押さえておきたい有名紅茶産地とフレーバーティー
おすすめの紅茶をご紹介する前に、押さえておきたい紅茶の産地と有名なフレーバティーについて簡単にご紹介します。
これさえ押さえておけばOKな超基礎的な内容です!
※そんなの知ってるよ〜!って方は、下のおすすめブランドまで読み飛ばしてください
有名紅茶産地
①ダージリン
紅茶好きでない方も、おそらく聞いたことがあるであろうダージリン。
インドの北部、ヒマラヤ山嶺の高地に位置するダージリン地方で獲れる紅茶で、
世界3大紅茶の産地の1つとしても有名です。
厳密には、収穫されるシーズンによってフレーバーが変わってくるんですが、
ダージリンの紅茶は、マスカットや“紅茶のシャンパン”とも例えられるほど、華やかな果実の香りが特徴です。
決してマスカットの香り付けをしているわけではなく、お茶の葉を発酵させるだけで、果物の香りがするんです。
そんな爽やかさと渋みも控えめな上品な風味は、日本でも人気が高く紅茶の名産地としての地位を確立しています。
②ウバ
ウバは、紅茶の名産国であるスリランカの南東部に位置するエリアで、
ここも世界3大紅茶の産地の1つです。
ここの紅茶は、他の産地とは明らかに異なる特徴を持っています。
その最大の特徴はメントール香。
ミントのような清涼感のある香りと、バラやスズランの花にも例えられるような、かなり強烈な個性を持った産地です。
ストレートだと個性を強く感じますが、ミルクティーにすると角がとれた味に変わる二面性もあります。
このスリランカで獲れる紅茶を総称して“セイロンティー“と呼んだりもします。
③キームン (キーマン、キーモンとも)
世界3大紅茶の最後が、こちらの「キームン」。
蘭やバラなどの強めの花の香りや、特有のスモーキーな香りが特徴の中国の紅茶です。
濃い色の茶葉の割には、明るい水色です。
ストレートティーで飲むのがおすすめ。
④アッサム
インド北部のアッサム地方で収穫される、世界でも最大規模の紅茶の産地で、とにかく濃厚な香り、コク、味が特徴。
特にミルクティーにするのがおすすめです。
有名フレーバーティー&ブレンドティー
ここからは上記のお茶に、人工的に香りをつけたフレーバーティーや色々な産地のお茶を組み合わせたブレンドティーについて解説します。
世の中には数えきれないほどの種類がある紅茶ですが、特に見かけることの多い種類を厳選してご紹介します。
①アールグレイ
紅茶といえば、アールグレイのイメージが強い方も多いんじゃないでしょうか。
アールグレイというのが、紅茶葉にベルガモットという柑橘類の香りを人工的に着けたフレーバーティーです。
世界一有名なフレーバーティーとしても知られていて、柑橘由来の爽やかな香りがは、世界中の方々に愛されています。
全然違う!?ダージリンとアールグレイ
気の利いたお店にでも行かない限り、紅茶のメニューとして載っているのが、大体このアールグレイとダージリンです。
なのでつい、同じ紅茶の種類と認識されている方も多いかと思いますが、この2つの紅茶は全く違うものと捉えておきましょう。
よく使われる例えですが、ダージリンが”コシヒカリ”だとすると、アールグレイは”炊き込みご飯”と言われています。
先に挙げた、ダージリンやウバ、アッサム等は、あくまで産地・銘柄のことで、
アールグレイやアップルティーは、人工的に香りづけをしたフレーバーティーです。
なので、ダージリン茶葉を使ったアールグレイティーというのも存在し、どういった茶葉を使うかはメーカーによってまちまちです。
②イングリッシュブレックファースト
1日に数杯もの紅茶を嗜むイギリスでは、ほとんどの方がミルクティーにして飲んでいます。
朝食時にもその傾向が強く、そんなイギリスの朝食にマッチしたブレンドが、イングリッシュブレックファーストです。
こちらは一般的には香りづけをしないノンフレーバーティーで、色々な産地のお茶をブレンドして作られることが多いです。
味の特徴として、ミルクを足しても紅茶の風味が薄れない、濃い目のしっかりとした風味の濃茶が多いです。
中にはストレートで飲むとキツいほど、濃いめに出るものもあります。
こういった紐もタグも付いていない、ポッドタイプのティーバッグが主流で、イギリスの方々は、これをスプーンでぎゅうぎゅうに押し付けて、濃い紅茶のエキスを搾り出して飲んだりしています。
③アップルティー
果物の香りをまとわせた紅茶は数多く存在しますが、その中でも代表的なフレーバーティーが“アップルティー”です。
中でも、爆発的な人気を得た“FAUCHON (フォション)”のアップルティーは、今でもファンの多い名品紅茶です。
人工香料で香りづけをするものもあれば、乾燥させたリンゴをお茶と一緒に入れて香りづけするものもあったりと、香りづけの方法も様々。
④キャラメル/バニラティー
フルーツ系とは違い、キャラメルやバニラなどの香料をつけた甘い香りが魅力のデザートティーです。香りが甘いだけなので、お好みで砂糖を入れたりミルクを入れても美味しくいただけます。
その他のお茶の種類
“紅茶”と呼ぶには、お茶の木から収穫された茶葉を発酵させて作りますが、
それ以外に”お茶(TEA)”と呼ばれるものがあります。
これらは主にノンカフェインのものが多く、カフェインを摂取したくない方に人気があるお茶です。
それだけでも飲まれますが、紅茶葉と混ぜてブレンドティーにしたり、紅茶のようにフレーバーをつけたものもあります。覚えておくと、よりお茶の楽しみが広がります。
①ルイボスティー
世界中で南アフリカ共和国にした自生しない”ルイボス”は、カフェインが摂取できない妊婦さんにも好まれる、ノンカフェインティーの代表品種。
香ばしい香りは食中茶としても美味しく、渋みが控えめでポリフェノールやミネラルも豊富なすごいお茶です。
発酵させたレッドルイボスが主流ですが、非発酵のグリーンルイボスもあります。
レッドルイボスより貴重なお茶ですが、無印良品では気軽に飲めるボトルタイプも販売されています。
②ハーブティー
上記のお茶に該当しない、ハーブやスパイス、花や果物などをまとめてハーブティーと呼んでいます。
茶葉は入っておらず、乾燥させたハーブなどをお湯で抽出して香りや味を楽しみます。
こちらも原則カフェインが含まれないものがほとんどです。
嗜好性が強い紅茶に比べて、リフレッシュ効果や美容効果などが期待できるものも多く、身体や健康を意識して飲む方が多いです。
身体を温める効果があるジンジャーティーや、蜂蜜のような香りがするハニーブッシュ、リフレッシュ効果の高いラベンダーティーなど、種類は多岐に渡ります。
これらのハーブ単体で売られているお茶も多いですが、紅茶の風味づけとして使用されることも多いです。
おすすめ紅茶ブランド18選!
以上を踏まえて、365日紅茶を飲む私が、独断と偏見で選ぶおすすめ紅茶ブランドを18選をご紹介します!
日常使いの庶民派メーカーから、自分へのご褒美やプレゼントにもぴったりなラグジュアリーブランドなど、シーンや用途に合わせてお使いただけます。
お気に入りの紅茶がきっと見つかるはずです!
日常使いにぴったり!庶民派紅茶ブランド
まずは普段使いにも最適な、庶民派紅茶ブランドを9選ご紹介します!
紅茶の飲む機会が多い方は是非参考にしてみてください。
1. AHMAD TEA(アーマッドティー)
コスパ最強の王道紅茶!
迷ったらとりあえずこれ買っとおけば間違いない、紅茶初心者の方に特におすすめの紅茶大国イギリスのブランドです。
成城石井でも扱っていて、並んでいる紅茶の中でも特に手に取りやすい価格が魅力です。
かと言って「物足りない」ってことはないんです。
特に人気の「アールグレイ」はすっごく良い風味出ます。
ベルガモットの華やかな香りは、まさに王道中の王道。
これ以上でも以下でもない、お手本のような紅茶です。
2. PG Tips(ピージーティップス)
ミルクティー好きは必食の紅茶!
こちらもコスパ最強の紅茶なんですが、
こちらは特にミルクティー好きにおすすめしたい、私イチオシの紅茶です。
紅茶大国イギリスでは、飲んだことがない人はいないであろう、日本では伊藤園の「お〜いお茶」のようなかなり認知度の高いブランドです!
イギリス現地の方々は、おおよそ90%以上がミルクティーにして飲むというのが実情のようで、その際に使っているのが今回のPGtipsのような手軽なティーバッグ(ポッド)タイプです。
定番人気は「オリジナル」。
イギリスの庶民派紅茶ブランドには、ヨークシャーティーやテトリー、タイフーティーなどがありますが、全てミルクティー専用のような紅茶が多いです。
ストレートだと飲むのきついくらい濃く出たり渋めに出たりするんですが、PGオリジナルは、ストレートでも美味しいくらい、甘みを感じる紅茶です。
ミルクティー にするとミルクの甘みに紅茶の甘みが乗っかったような印象さえ感じます。
そして他の紅茶では出てこないようなコクもあるので、めちゃめちゃ美味しいミルクティーが楽しめます。
そして、この個包装無し、タグも紐もなし、という簡素化されたパッケージも気に入ってます。
使い始めたら、これめちゃめちゃ便利です。
それでも、やっぱり濃く出る紅茶でミルクティーがお好きな方は、このPGの「ストロング」をお試しください。
ストレートで飲むのがしんどい程に濃いめに出ます。
両方とも成城石井やオンラインでGETできるので、
ミルクティー好きな人、とにかく紅茶の消費量が多い方にゲキ推しします。
3. CLIPPER(クリッパー)
クリッパーはオーガニック系のスーパー等でみかけるオーガニックとフェアトレードの先駆者的なブランドです。
イオンなどでも販売されているので、みかけた事がある方もいるんじゃないでしょうか?
有機JASや、EUオーガニック認証、特に厳しい審査機関としても有名なイギリスのソイルアソシエーションなど、各種有機認証を数多く取得されています。
その他、無漂白でプラントベースのティーバッグを採用したり、なんとタグの紐もオーガニック素材を使うなどかなり健康、環境意識の高いブランドです。
ブレックファストやアールグレイといった定場の紅茶もラインナップとしてあるんですが、おすすめが、オーガニックハーブティーの「スノア&ピース」です。
個人的に大好きなお茶です!
夜寝る前に飲む、ノンカフェインのベッドタイムティーで、寝付けない時や、ストレスが溜まりがちな時にゆっくりと飲んでいます。
カモミールやレモンバーム、ラベンダー、レモングラス、その他にフェンネル、ローズヒップ、スペアミントなどリラックス効果が期待されるハーブがブレンドされています。
特にこのラベンダーの香りの程度が、強くもなく弱くもなくでとてもちょうど良い。
どれか一つの素材が前面に来るようなクセの強い風味ではなく、カモミールの優しい香りに、レモンバームとラベンダーの爽やかさと華やかさ、そして後味にミントが来ることで、微かな清涼感を感じながら飲み終えることができます。
このリラックス効果抜群のパッケージも気に入っています。
家に置いておくだけで、リラックス効果ダダ漏れの私のお守りのようなお茶です。
そしてもう一つのおすすめが、「ホワイトティー」。
日本では”白茶”とも言われる、中国茶の一種です。
一般的には、発酵させないのが緑茶、半分発酵させるのが烏龍茶、完全に発酵させるのが紅茶となるんですが、この白茶は、緑茶と烏龍茶の間、ほんの少しだけ発酵させる、微発酵茶です。
クリッパーのホワイトティーは、中国福建省の有機茶葉の新芽と若葉を微発酵させた渋みの少ない繊細なお茶です。
緑茶でも烏龍茶でもない、上品な香りで、食中食後問わずクセなく楽しめます。
良い香りがするフレーバーティーやハーブティーも良いんですけど、全てを一旦リセットしてくれるようなこの白茶も、おうち紅茶のラインナップにあるとまた素敵なティータイムになります。
4. Williamson Tea(ウィリアムソン・ティー)
イギリスで140年以上の歴史を持つ、像がシンボルのウィリアムソン。
茶葉の栽培から販売まで全てを自社で手掛けるティーブランドです。
高級そうなパッケージに見えますが、意外と良心的な価格です。
ウィリアムソンはケニアに自社農場を持っていて、生産から流通まで全て自社で行う分、無駄な中間コストを省くことができます。
それでいて、生産者の暮らし向上や環境保護意識も高い素敵なメーカーさんです。
ティーバッグは紐なしタグなしのポッドタイプです。
ウィリアムソンで抑えておきたいのは「イングリッシュブレックファスト」です。
ケニア産の紅茶葉を使用していて、濃厚ながら渋みや苦味が少ないのが特徴です。
どのブランドも、イングリッシュブレックファストはミルクティーにするためのお茶と言っても過言ではない程にかなり濃いめに出る分、ストレートだと濃すぎてキツいものあるんですが、ウィリアムソンはストレートでも美味しく飲めます。
もちろんミルクティーにしても茶葉の適度なコクがあって美味しいです。
そして個人的におすすめなのが、「ダッチェスグレイ」。
柑橘の香りをまとわせたお茶なんですが、同じ柑橘系のアールグレイより控えめな香りです。
このダッチェスグレイは、アールグレイほど強くなく、それでいてストレートティーでは物足りないような方に特におすすめします。
象の缶に入ったリーフティーも大変素敵なパッケージなので、紅茶好きの方は要チェックのブランドです。
5. Stassen(スタッセン)
スタッセンは、スリランカでも有数の巨大カンパニーで、食材の輸出入やホテル経営などもしています。
世界で初めてオーガニック茶園の認定を受けたブランドとしても有名で、日常使いのお茶から高級ラインまで多岐に渡るラインナップを揃えています。
日本に入ってきているスタッセンにはいくつか種類があるんですが、基本的にはこの「チャイスパイスティー」だけ覚えておけばOKです。
チャイに最適なセイロンティーをベースに、カルダモンやシナモンなどの6種類のスパイスをブレンドしているんですが、この各々のスパイスのバランスがとても良いです。
過度に癖のある風味はないので、チャイ初心者にもピッタリ。
チャイには、紅茶葉を入れたものと、茶葉を入れずにスパイスやハーブだけで仕上げたノンカフェインのものがありますが、スタッセンは前者の茶葉入りのチャイティーです。
初心者には茶葉入りの方が飲みやすいと思いますし、何よりミルクを入れてミルクチャイにするなら、茶葉入りをおすすめします。
お好みで砂糖入れたりしても楽しめます。
6. BOH TEA(ボーティー)
マレーシア紅茶のトップランナーであるBOH TEA。
マレーシア航空のファーストクラスでも提供されているんですが、比較的購入しやすいお値段なんです。
キャメロンハイランドという標高1,500mの自社農園で栽培されており、一般的にハイグロウンティーと呼ばれる高品質の紅茶を生産しています。
マレーシアはイギリスの植民地だった歴史もあり、東南アジアの中でも紅茶文化が根付いている少し珍しい国で、アフタヌーンティーの文化もあります。
そんなボーティーはマレーシア王室や英国王室でも親しまれている、由緒正しいティーブランドなんです。
定番人気は「キャメロニアンゴールドブレンド」。
ボーティー自体、マレーシア土産としても人気ですが、その中でも一番ポピュラーなブレンドがキャメロニアンです。
こちらはノンフレーバーのブレンドティーで、標高1,500mの高地で栽培されたお茶は、圧倒的に渋み・苦みが少ないんです。
なので、ティーバッグをカップに入れたままでも最後まで美味しく楽しめます。
とにかく渋くない紅茶が飲みたい方は、このキャメロニアンがおすすめです。
そして個人的イチオシが、フレーバティーの「パッションフルーツ」。
カップから溢れ出る、パッションフルーツの華やかな香りを嗅いだら、気分は一気に南国です。
唯一店舗で販売していた成城石井では終売になってしまいましたが、オンラインで購入できます!
個人的に特におすすめのブランドです!
7. CELESTIAL SEASONINGS(セレッシャルシーズニング)
カルディ好きな方なら一度はみたことあるんじゃないでしょうか?
就寝前のベッドタイムティーとして世界中で人気なのが、このセレッシャル。
商品のほとんどが、ハーブやフルーツ、ルイボスを使ったノンカフェインティーのラインナップです。
このウトウトしているクマのイラストがパッケージの特徴で、色々な種類がありますが、定番人気が「スリーピータイム」。
中は紐なしタグなし個包装なしのティーバッグです。
神経を落ち着かせる作用があるとされるカモミールをベースに、スペアミントやレモングラスといったベッドタイムティーの鉄板ハーブの他、バラのつぼみなどがブレンドされている、ノンカフェインのハーブティーです。
カモミールベースとは言いましたが、結構ミントも効いています。
ミントは眠気覚ましのイメージがありますが、リラックス効果もちゃんとあるんです。
ただ、そこそこスースーするので、この辺はお好みになると思います。
スリーピータイムシリーズには、「ピーチ」や「ハニーバニラ」などもあるので、自分のお好みを探してみるのも楽しいと思います。
そしてセレッシャルで個人的イチオシなのが、「ベンガルスパイス」。
虎の絵がキャッチーなんですが、こちらもノンカフェインで、スパイスを効かせているスパイスハーブティーです。
中には、シナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグなどのスパイスに、ジンジャーやチコリなどがブレンドされています。
ベースの香りはシナモンが強めです。
これらのハーブ、スパイスには、整腸作用や血流改善、身体を内部から温めてくれる作用があるとされています。
スパイスとジンジャーのおかげもあって、飲むと体がぽかぽかするような、寒い時期にはぴったりのハーブティーです。
糖類は入っていないんですが、ほんのり甘め。
結構スパイス感あるので好みは分かれそうですが、ノンカフェインのチャイなどが好きな方にはおすすめです。
8.TWININGS(トワイニング)
イギリスでの紅茶の売上ランキングで第1位を獲得した庶民派紅茶のアイコン的な存在です。
今や日本全国、どこのスーパーでも見かけますね。
庶民派と言っても、英国王室御用達の認定を受けている由緒あるブランドです。
過度なクセがあるブレンドもなく穏やかな香りのお茶が多いので、紅茶初心者のにはおすすめです。
9.YORKSHIRE TEA(ヨークシャーティー)
TWININGSやPG Tipsなどと共に、イギリスで多くの方に親しまれているのがこのヨークシャーティー。
大きく分けて「ヨークシャーティー」と「ヨークシャーゴールド」の2種類があります。
赤いパッケージの「ヨークシャーティー」は、はっきりとした渋みが特徴で、ストレート、ミルクティーどちらも美味しく楽しめます。
「ヨークシャーゴールド」は、なめらかでマイルドな味で、よりストレートティー向き。
こちらも英王室御用達の認定を受けていて、毎日飲める王室のお墨付きの紅茶ブランドです。
中身は個包装、紐なしのポッド型のティーバッグです。
自分へのご褒美やプレゼントに最適な高級ティーブランド
ここからは毎日飲むには高価だけど、ちょっとした自分へのご褒美や紅茶好きな方へのプレゼントにぴったりな、ラグジュアリーティーブランドを9選ご紹介します。
今までの紅茶の概念が変わるような、唯一無二なティーブランドばかりです。
きっと新しい出会いがありますよ!
10. MARIAGE FRERES(マリアージュフレール)
好きな紅茶のブランドは?と聞かれたら、必ず挙げたいブランドです。
お値段だけ見ると高いんですが、一度飲んだら忘れられない、衝撃的な紅茶の数々です。
夫婦共に大好きなので、記念日にティーサロンへ行ってお茶を楽しむこともあります。
フランスの超老舗高級紅茶メーカーで約500種類の紅茶の種類がある中で、特にフレーバーティーが有名です。
そのフレーバーティーの中でも特に人気なのが、「マルコポーロ」です。
色々なフルーツや花がミックスされていて、バニラのような甘い香りがするのがこのブレンドの特徴です。
どことなく南国を思わせるフルーツや花の香りもあって、初めて飲んだ時は一人で感動しました!
プレゼントにするなら、このマルコポーロが特におすすめですね。
ちなみに、マリアージュフレールの直営店では絶対セールにならないんですが、成城石井ではこのマルコポーロがセールになる時があるんです!
その時にぜひ狙ってみてほしいです。
もう一つの定番人気が「アールグレイフレンチブルー」。
マリアージュフレールの理念として、“見て美しく飲んで美味しく”というのがあるんですけど、美味しいだけじゃなくて見た目にも拘るという、フランスの美意識みたいなのを体現しているお茶です。
ベルガモットの香りが鼻を幸せに、そしてブルーエと呼ばれる青い花が目を幸せにしてくれます。
これに関しては、是非ガラスのティーポットで飲んでいただきたいです。
そして個人的おすすめが「ルージュメティス」。
マリアージュフレールで、”ルージュ”と名のつくものは、全てルイボスティーベースのお茶であることを指すんですが、このルージュメティスは、ピンクグレープフルーツやローズヒップ、ラベンダーなどがブレンドされた、ルイボスのフレーバーティーです。
ルイボスの香ばしさに柑橘類の爽やかな香りでとてもすっきりとさせてくれます。
ティーバッグは高級感あふれるコットン製。
プレゼントにも使える品の良さがあります。
11. FORTNUM & MASON(フォートナム&メイソン)
フォートナム&メイソンは、ロンドンを拠点に構える老舗の百貨店で、同じ名前を冠する紅茶も高品質で有名です。
定番人気は「ロイヤルブレンド」。
1902年のエドワード7世の国王即位を記念して生まれたブレンドティーで、コクのある蜂蜜のような香りが特徴のこのお茶は、フォートナム&メイソンを代表するブレンドです。
比較的王道のブレンドが多い中、個人的におすすめしたいのが「スモーキーアールグレイ」。
“もっとスモーキーなアールグレイを”という王室からのリクエストで生まれたこの逸品は、ラプサンと呼ばれる松の煙で燻した中国茶と、緑茶を炒った独特の芳香のガンパウダーティー、そしてベルガモットの香りのアールグレイの3種類のお茶を掛け合わせた、フレーバーブレンドティーです。
少し薬のような香りも感じさせるような、スモーキーな風味と、柑橘の爽やかな香りが入り混じった風味です。
ダメな人はとことん苦手な香りですが、ハマる人はどハマりする紅茶です。
少し濃いめに抽出して、ミルクティーにすると未知の味のミルクティーに出会えます。
一応、全国の百貨店内にお店がありますが、オンラインショップが便利なので、是非覗いてみてください。
12. TEAPOND(ティーポンド)
マリアージュフレール飲んだことあるよ!という方や、マリアージュフレール好きにおすすめしたいブランドがこちら。
個人的にもかなりおすすめの、日本を代表する新進気鋭のティーブランドです。
代表の方は、ブレンドのセンスが光るマリアージュフレールと、茶葉の味を追求するリーフルダージリンハウスの2つの名店で修行されていて、その両方のエッセンスを取り入れた素晴らしい紅茶の数々を世に送り出しています。
単一農園のお茶もおすすめですが、ここは定番の「アールグレイブルーバード」がおすすめです。
アールグレイだけでも、TEAPONDでは数多くの種類があるんですが、中でもこのブルーバードは、ベルガモットの香りはそこまで強くなく、南国を思わせる果物の香りと、何より矢車菊(ブルーエ)という青い花がとっても綺麗です。
この辺は、マリアージュフレールらしさを感じてしまいますね。
そして個人的おすすめが「カーニバル」。
こちらはフレーバールイボスティーで、バラやラベンダー、アクセントに赤ワインの香りを加えた、TEAPONDならではのブレンドです。
個性強めの風味と思いきや各素材の調和が見事で、ルイボスの良さも感じつつ、華やかなフレーバーも感じられる、大変貴重なフレーバーティーです。
そして、TEAPONDの魅力は何といっても、ほとんどのリーフティーが、2個からのティーバッグで用意されていること。
2個(2杯分)¥300台から気軽にお試しできるので、バイキング感覚で色々な味を楽しめます。
紅茶好きの方は、ぜひともお試しいただきたい素敵なブランドです。
13. ムレスナティー
次は紅茶好きなら知ってる方も多い、ファンが多い人気ブランドです。
ムレスナティーといえば、なんと言ってもキャッチーなパッケージ。
紅茶と共に素敵なポエムが楽しめます。
ムレスナティーは、スリランカで栽培される良質のセイロンティーを使ったティーブランドで、味の特徴としては、渋みやえぐみ、苦味が本当に少ないです。
それでいて紅茶の風味が濃いです。
先ほどご紹介したBOH TEAにもいえるんですが、長時間カップやポットに入れておいても、渋みやえぐみが出にくいので最後まで美味しく楽しめます。
そして、使用している香料もWHO(世界保健機構)とFAO(国際連合食糧農業機関)という世界的な機関に認められている、良質なものしか使用していないというこだわりです。
定番のお茶が「白桃アールグレイ」、別名”白桃とそよ風のコラボレーション”。
ホワイトピーチにベルガモットを加えたフレーバーティーで、白桃の甘酸っぱさとアールグレイの柑橘の爽やかさの両方を味わえる定番人気のブレンドティーです。
もう一つの定番人気が、こちらの「キャラメルクリームティー」。
こちらもロングセラーの一品で、キャラメルとクリームのようなとってもいい香りがします。
ミルクティーにしたら最高です。
そして個人的におすすめが「完熟メロン」!
ホワイトピーチ、カスタードバニラで香り付けしたフレーバーティーで、確かに完熟したような濃厚なメロンの香りがします。
パッケージにも書いてあるように、生クリームのケーキなんかと合わせたら最高です。
一見奇抜なパッケージに見えますが、どれを選んでも日本人の好みに合いやすい紅茶ばかり。
人気商品は1Pからセレクトできるので、お好みのフレーバーを探すのも楽しいです。
14. Brew Tea Co.(ブリューティーカンパニー)
2012年にイギリスで創業した比較的新しいティーブランドです。
テイスティングからブレンド、ティーバッグ製作、パッキングまで、全て自社で行っているこだわりです。
カップのお湯で最も美味しくなるよう、ブレンドによって、異なる茶葉の量が入っていて、最適な抽出時間が、ティータグに書かれています。
看板商品がアッサムとセイロンをブレンドした「イングリッシュブレックファースト」。
カットしていないホールリーフのみを使用していて、ティーバッグのお茶とは思えない程に、茶葉が大きいです。
ストレートでも、ミルクティーにしても抜群に美味しいです。
そして個人的おすすめなのが、「モロッカンミントティー」。
近年で飲んだミントティーでは、間違いなくNo.1です。
モロッカンというのがモロッコ風を指すんですが、ミントティーの消費が盛んなモロッコでは、フレッシュなミントにガンパウダーと呼ばれる、火で炒った緑茶とたっぷりの砂糖を入れて飲みます。
それに倣って、ブリューティーのミントティーもペパーミントとガンパウダーのみのブレンドです。
雑味のないミント感がすっごい爽やか。
そしてこのガンパウダーが味のベースとして支えてくれるので、ミントの清涼感にお茶としての飲みごたえをアップさせています。
このティファニーブルーのようなパッケージも爽やかで素敵ですよね。
自分用にはもちろんですが、プレゼント用にもバッチリ。
モロッカンおすすめなんですが、人気のフレーバー8種類が入ったアソートパックもおすすめです。
手頃な価格で色々な味を楽しめて、何よりパッケージがとっても素敵。
イングリッシュブレックファストもモロッカンミントも入ってますし、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしの一品です!
15. TWG Tea(ティーダブリュージー ティー)
リッツカールトン等の高級ホテルや全日空やシンガポール航空のファーストクラスでも提供される、シンガポールを代表するラグジュアリーティーブランドです。
800種類の茶葉や他にはないブレンドティーが特徴ですが、その代表作が「1837ブラックティー」です。
過去にシンガポールが茶葉やスパイスなど食材の貿易基地になったとされる、1837年をブランドのシンボルとしていて、その年をお茶の名前にした逸品です。
さまざまな花やフルーツの香りにベリー系やキャラメルの風味も加わった、ほのかに甘みを感じるお茶です。
濃いめに抽出してミルクティーにしても最高に美味しいです。
そして個人的おすすめが、こちらの「エターナルサマー」!
これはルイボスティーに、熟した桃のような香りをつけた、夏にぴったりな南国を感じるお茶です。
サマーと思いっきり書いていますが、我が家では季節関係なしに飲んでいます。
マリアージュのルージュメティスも、TEAPONDのカーニバルも、爽やか系のフレーバールイボスですが、このエターナルサマーは熟した濃厚系の香りです。
とろっと甘いような香りがお好きな方、一度お試しいただくのをおすすめします!
リーフティーは茶筒を思わせるようなパッケージで再利用も可能です。
家に置いておくだけでもテンションあがっちゃうパッケージです。
16. KUSMI TEA(クスミティー)
フランスを代表するティーメゾン”クスミティー”は、フレーバーティー好きに特におすすめしたいブランドです。
国内での直営店はなく基本的には成城石井とDEEN&DELUCAでの店舗販売か、公式のオンラインショップでの販売がメインです。
各種原料の使い方やブレンドの比率が絶妙でどれを飲んでも美味しくてクスミティーらしさがある、唯一無二な紅茶を世に送り出しています。
というのも、今までにマリアージュフレールはじめ様々なブレンドティーを紹介してきましたが、多くが紅茶(もしくは緑茶)をベースにしたハーブやフルーツのブレンドティーが多かったと思います。
その点、クスミティーではマテ茶をブレンドしたものがあったりガンパウダー茶やガラナ等、他のブランドではまず見かけないお茶や原料を使っています。
それでいて各素材の使い方がとても絶妙です。
そんな精鋭揃いのクスミティーの中での定番人気商品、日本で一番人気があるのがこちらの「アナスタシア」です。
紅茶葉に、ベルガモット、レモン、ライム、オレンジの花の香りがブレンドがされています。
ベルガモットといえば、アールグレイの香り付けによく使われるフルーツですが、単なるアールグレイではない、とても爽やかで新鮮な柑橘系の香りがします!
一般的にアールグレイは、ベルガモットの皮を精油等に加工して香りづけをするんですが、このアナスタシアは、そういった柑橘類の”花”を用いて香りづけをしています。
その分、一般的なアールグレイより香りがどぎつくなく、どこか品のある印象さえ感じます。
そして個人的にクスミティーでおすすめなのが「エクスピュアアディクト」。
フランスではBBデトックスの名で親しまれている程に、デトックス効果が期待されるお茶として高い人気があります。
マテ茶、緑茶、ルイボスティーがベースで、その他、ガラナやタンポポがブレンドされています。
ベースは緑茶なんですけど渋みらしい渋みがなくて、ローズヒップやグレープフルーツの香りがとってもさわやか。
それにアクセントとしてガラナの実が効いてて、少し薬っぽいというかエナジードリンクみたいな風味が個人的にドストライクです。
ちなみに世界で1番人気があるのが、このエクスピュアアディクトです。
クスミティーはどのフレーバーも、他のブランドでは見たことがないような組み合わせのお茶を味わえますが、どのフレーバーも極端に尖った癖がなく、手が届く範囲の新しさでどれも美味しい。
こちらの「チャイオブザタイガー」もパッケージに惹かれてポチってしまったんですが、ジンシャーはじめ、カルダモンやピンクペッパーなど異国情緒溢れる味で大変美味しかったです!
クスミティー、どの商品も大変良いお値段がするんですが、一番のおすすめはこちらの24パック入りのアソートセット!
人気の12種類のフレーバーが2pkずつ入っていて、クスミティーらしさを味わうには最強のアソートです。
これさえ掴んでおけば、私クスミティー飲んだことあるよって確実にドヤれます。
クスミティー初心者の方にはおススメです。
17. FAUCHON(フォション)
この印象的なロゴが特徴のフォション。
日本ではすっかり紅茶のイメージが強いかもしれませんが、フランスのパリに本店を構える高級食料品店です。
日本で言うところの、成城石井やDEAN & DELUCAのようなイメージですね。
フォションの紅茶と言えば、こちらの「アップルティー」です。
クセが少なく、コクと香りに優れたセイロンティーに、甘酸っぱいアップルの風味を香り付けしたフォションの代表作です。
おすすめの飲み方は、そのままでも良いですが、ほんの少し砂糖を入れて飲む飲み方。
お好みにはなりますが、りんごの甘酸っぱい風味がより強調されて美味しいです。
1つ注意点と挙げるとすると、フォションのアップルティーは茶葉がかなり細かいので、長時間お湯に浸けておくと渋みがかなり出てきます。
ティーバッグもリーフティーも、抽出時間を過ぎたら早めに茶葉を取り出すことをおすすめします。
そして個人的おすすめは「フラワーアールグレイ」。
こちら成城石井と共同開発で作られたブレンドで、アールグレイに綺麗な色味の矢車菊とジャスミンで香りづけをした、華やかなアールグレイです。
アールグレイ好きだけど、ちょっと冒険してみたい方にはおすすめです。
基本的に成城石井限定での販売なので、店舗かオンラインショップを覗いてみてください。
18. NAVARASA(ナヴァラサ)
こちらは単一茶葉の紅茶が人気の”Leafull Darjeeling House(リーフル ダージリン ハウス)“が、伊勢丹新宿店限定で展開するプレミアムティーブランドです。
感情をテーマにブレンドをイメージしたエモーショナルシリーズも美味しいですが、ここは定番のロイヤルアソートがおすすめです。
中でもおすすめは「アールグレイ」と「イセタンブレックファスト」。
ティーバッグをカップに入れっぱなしでも渋みやえぐみが出にくいので、誰が飲んでも満足するお茶です。
パッケージもプレゼントにぴったりな素敵なデザインなので、自宅用にもプレゼントにも重宝します。
オンラインサイトはこちら【(株)三越伊勢丹ホールディングス HP】
紅茶の美味しい入れ方・飲み方
リーフティーの場合
①沸騰したお湯でカップとポットを温める
省略しても良いですが、お湯をポットに注いだときに湯温が下がると繊細な茶葉の場合は風味が開ききらない時もあります。極力温めてあげましょう。
②茶葉をポットに入れる
1杯分が約2g程なので、いただく人数分の茶葉を入れます。
2gはティースプーン中盛り1杯分が目安です。
③熱湯を注いで蓋をする
沸騰させた水道水(もしくは軟水)をポットに注ぎます。
大体1杯分は150ml程です
対流によって、ティーポットの中で茶葉が上下に浮き沈み(ジャンピング)するのが理想です。
※ジャンピングしやすいポットについては下記おすすめグッズをご参考ください。
④パッケージに記載の時間でしっかり抽出する
紅茶の種類によって違うのでパッケージを確認しましょう。
熱が逃げないようティーウォーマーすると尚良いですが、なくてもOK。
⑤カップに均一に注ぐ
2人以上の紅茶を注ぐ場合は、濃さが均一になるように交互に注ぎましょう。
ティーバッグの場合
①事前にお湯でカップを温める
特に冬場など気温が低い時は温めた方が良いです。
風味はもちろん、長い間温かいお茶を楽しめます。
②蓋などで蒸らす
なければ省略しても良いですが、小皿でも良いので蓋をして蒸らすと、より風味が出て美味しいです!
③ティーバッグを取り出して完成!
強く振ったりせず、ゆっくりと取り出します。
濃いめのミルクティーを楽しみたい方は、ここでスプーンなどを使ってエキスを絞り出しますが、ストレートで飲むなら渋みやえぐみが目立つのでしない方がおすすめです。
より紅茶を楽しめるおすすめグッズ4選
ここからは、なくても良いけどあったら紅茶がもっと美味しく、楽しくなるおすすめグッズをご紹介します。
①KINTO UNITEA ワンタッチティーポット 460ml
紅茶の水色(すいしょく)も見えるガラス製のティーポット。
我が家でもヘビーユースしています!
底が丸いのでお湯を注いだ時に茶葉が対流しやすく、ジャンピングも起こりやすいです。
そして何と言っても、蓋が茶漉しの役割を果たしていて余分なパーツがない分、洗浄や管理がとっても簡単。
我が家の460mlは2〜3人分が目安ですが、これよりも大人数で飲むことが多い場合は720mlもおすすめです。
②UNITEA ティーウォーマー
上記のポットのお茶を、冷めることなく最後まで温かいまま飲むことができるティーウォーマーです。
機能性はもちろんですが、側面がメッシュになっていてゆらゆらと揺れる炎にとっても癒されます。※固形燃料の用意が必要です
中に固形燃料をセットして火を付けたら、ポットを乗せるだけ!
時折ポコポコと気泡が上がっていくのも見られて、
お茶が温かくなる機能性に加え、目も耳も癒されます。
③BODUM PAVINA ダブルウォール グラス 80ml
元祖2重ガラスで有名なボダムの中で、特にヘビーユースしているのが、こちらのパヴィーナの80ml。
80mlって一見小さそうに見えますが、ティーポットに入れたお茶をちょこちょこ飲むにはジャストなサイズです。
ダブルウォールなので、あっつあつの紅茶でも素手でそのまま持つことができます。
ころんとした丸いフォルムも可愛くて、紅茶以外にも朝に濃いめのコーヒーを飲んだり、夜は氷を入れてウィスキーを飲んだりと、使い勝手の良いグラスです。
④お気に入りのカップ
何気にこれが一番重要かもしれません。
自分のお気に入りのカップがあると、つい紅茶を飲む頻度も上がっちゃいます。
カップ&ソーサーなら、ウェッジウッドのイングリッシュレースがおすすめ!
少々お値段は張りますが、シンプルなデザインの中にあるレースの紋様や、アクセントに入ったシルバーのラインがとっても上品です。
誰かをおもてなしする際はソーサー付きのカップが良いですが、家で自分が飲む時にはマグカップで十分。
自分好みのマグカップに出会えるかで、紅茶ライフの充実度が上がると言っても過言ではない程に、マグカップは重要なアイテムです。
ちなみに私は、“ジノリ”のマグカップを使っています。
初めてマグカップに一目惚れしたお気に入りです。
縁起が良いとされている”馬”の力を借りて、これからも素敵な紅茶ライフを通じて「幸運が舞い込んでくる」よう、願掛けをしています。
他のデザインもとっても素敵です!
まとめ
コーヒーにも産地ごとの特徴や香りづけしたフレーバーコーヒー、そしてミルクを入れたりと色々な楽しみ方ができますが、紅茶に関してはハーブティーも含めると、より多くの選択肢と楽しみがありますね。
紅茶ってどことなく上品な、気取ったイメージお持ちの方もいるかもしれませんが、ご飯やおやつのお供にも、日常使いからちょっとしたご褒美タイムにも楽しめる、選択肢の豊富さが魅力だと思います。
種類がありすぎて何を選んだら良いのか、どんな種類があるかわからないという方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
少しでも素敵なティーライフにお役に立てれば嬉しいです。