こんにちは!
1年間ほぼ毎日、成城石井の商品を食べている
成城石井元店長のスパ夫です!
今回は夏の暑い時期に食べたくなる、いつもの食事をピリッと刺激的に味変しちゃう、
魅惑の調味料のご紹介です!
実はあの大ブーム調味料の元祖!!
2009年頃に日本中で大ブームを巻き起こした、
“食べるラー油”騒動を覚えていますでしょうか?
特に桃屋が発売した「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が爆発的な売上を記録しました。
当時はスーパー、コンビニ含めて品切れ店舗が続出して、
商品を求めて何店舗も巡る方も多かったそう(私もその1人)。
今までのラー油は辛味成分を油に風味付けた、
言わば油分だけのラー油が主流だったのに対し、
桃屋のラー油はスプーンですくえるほどに具材が豊富な
まさに“食べるラー油”。
単なる液状調味料ではなく、具材としても楽しめて、
なおかつどの料理に合わせても味が決まる、アレンジのし易さも大ヒットの要因でした。
では、桃屋がこの商品を全て0から開発したのかと言われると実はそうではなく、
元々沖縄石垣島を中心に親しまれていた、
“島ラー油”が発祥とされています。
︎島ラー油とは?
沖縄で獲れる島とうがらしをベースに、石垣の塩、ウコン、ヒハツ(島こしょう、ピパーチとも)、
沖縄産の黒糖、にんにく等を植物油で漬けたもので、
油だけでなく具材を食べる調味料です。
そして今回ご紹介するのが、
その島ラー油の元祖とも言われる、
石垣島の「辺銀(ペンギン)食堂」の”石垣島ラー油”です!
辺銀食堂は、沖縄県石垣島に本社を構える飲食店経営、食品・雑貨を販売する会社です。
夫・暁峰さんのために、妻・愛理さんが作ったのが石垣島ラー油の始まりとされていて、
今でも発売当初と変わらず、ひとつひとつ手作りにて製造・販売をされています。
「食は命薬(ぬちぐすい)」をモットーに、
化学調味料は一切使用せず、石垣島の香辛料など、こだわりの食材を使って作られています。
︎実食!
辛さはありますが辛すぎない心地よい辛さです!
唐辛子だけでない胡椒や山椒の爽やかさな辛さとにんにくの旨み、
黒糖の甘みも程よく加わって、
辛さが独り歩きしないような旨みを感じます。
食べていると口の中がヒリヒリしますが、辛さが上乗せされていくような感じはないので、
ついもうひと口と箸が進んでしまいます。
食べた後のすっきりした辛さは、暑い時期に無性に食べたくなる、爽やかな辛さです。
底に具材が溜まりやすいのでスプーンでそこの方からすくいましょう。
桃屋の食べラー油と比べると、胡椒の風味を強く感じます。
この使っているのがただの胡椒ではなく、
ヒハツモドキと呼ばれる、主に沖縄に自生しているスパイスで、
“島こしょう”や”ピパーチ”とも呼ばれます。
独特の柑橘系のような爽やかさを持った辛さが特徴で、
後味に残る胡椒のピリッと感と爽やかさがすごいクセになります!
巷の食べラーは、アミノ酸がっつりの濃いめ甘めの味付けが主流ですが、
これは辛さと旨みに特化した食べラーなので、余計な雑味がない辛さと爽やかさを堪能できます!
本当に美味しい!
おすすめの食べ方
冷奴や餃子、卵かけごはんなどかけるだけでも、ばっちり味が決まります!
ポン酢と和えて豚しゃぶサラダや、麺つゆに入れても美味!
個人的おすすめは、めんつゆを豆乳で割って、そこに数的垂らす食べ方。
豆乳のまろやかさで少し辛さが抑えられつつ、ピリッとした辛さも味わえます。
この他、納豆に混ぜたり、ゆでたもやしにかけても美味しいと公式HPに載っておりました。
現地沖縄では、そばやラーメン、炊き込みご飯、
ステーキ、カレー、チャンプルーの味付けなど、様々な用途で使われるそうです。
原材料/栄養成分表示
原材料
菜種油(国内製造)、唐辛子、ゴマ油、ニンニク、黒豆(大豆)、食塩、ゴマ、山椒、オリーブ油、
島唐辛子、黒糖、ヒハツモドキ、ウコン、胡椒
無添加無化調!
原材料には、食塩(石垣の塩)、島唐辛子、黒糖、ヒハツモドキ、ウコンなど、
沖縄らしい食材がずらり。
お土産として人気なのもうなずけます。
栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー:802kcal 脂質84.9g 炭水化物:9.0g 食塩相当量:1.3g
まとめ
一つ¥1,000は少々高く見えるかもしれませんが、
少量でも味が決まって、色々な料理に使えて、
なによりこれだけのこだわりの原材料と思いが詰まったと思えば、
全然高くないように私は感じます!
焼肉、そうめん、冷奴など夏場のメニューには特に大活躍!
これにオリオンビールでも合わせたら最高ですね!
沖縄発の爽やかな辛さで、梅雨のじめじめした蒸し暑さを吹き飛ばしましょう!
この夏のおすすめ品です!